2021-03-23 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
これらの議論を前提として、日本の海洋廃棄物に占めるレジ袋やカトラリー、スプーン、プラスチックのスプーンとかの割合は、現状のプラスチックごみのリサイクル状況あるいは経済的インパクトに照らし合わせれば非常に小さいもので、だからこそ、こういうものを有料化するという施策には私は極めて慎重です。
これらの議論を前提として、日本の海洋廃棄物に占めるレジ袋やカトラリー、スプーン、プラスチックのスプーンとかの割合は、現状のプラスチックごみのリサイクル状況あるいは経済的インパクトに照らし合わせれば非常に小さいもので、だからこそ、こういうものを有料化するという施策には私は極めて慎重です。
これは要望でございますが、海洋廃棄物についての要望をさせていただければというふうに考えております。 これは今回の視察と別に、ボランティアに伺ったときに、地元の漁業関係者の皆さんといろいろなお話をしました。そのときに、皆さんが口をそろえて要望されていたことは、一刻も早く漁業を復活させたい、海を復活させたいんだということをおっしゃられているんです。
このような観点から、水産庁としては、一つは、油の汚染、海洋廃棄物の実態把握あるいは影響の調査というのを水産総合研究センターで実施をいたしております。第二点といたしましては、沿岸域の富栄養化また油汚染などのモニタリングを四十の都道府県に委託をして実施をいたしております。
それで、その会議におきましては、そういう種類の国際会議にまだ十分になれていない、またいろいろな面での専門家が十分外国語で議論に参加する経験も不十分だったというような点もあったと思いますが、一面、海洋廃棄物の問題などは日本の代表がかなり積極的に参加いたしまして、これがその後の条約にもなっていったわけでございますので、確かに国際的な評価が十分であったかどうかという点は問題があったかと思います。
さらに、菅波さんの御質問に関連して及川さんの方からお答えになりました水産加工対策の問題で、御意見のとおりだというふうに私思うわけでありますが、農林省も来年度は水産物処理加工技術の開発というふうな問題から多獲性赤身魚の高度利用の問題、あるいはオキアミの食用化の問題あるいは未利用深海魚の食用化問題、海洋廃棄物等の利用問題というふうなことで水産物処理加工技術の開発、さらに検討問題としては水産加工振興特別措置法等
この海洋廃棄物の問題の安全性というものはいま非常に研究をされておりますけれども、海洋投棄だけはぜひ避けていただきたい、あくまでも陸地保管なり、陸地処分ということをひとつぜひ研究していただきたい。それが、せっかくことしわが国が海洋博を開くその趣旨にのっとるものであるというふうに考えております。 これを要望いたしまして私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)
また、海洋廃棄物投棄による汚染につきましては、海洋汚染防止法あるいは廃棄物処理清掃法等を活用いたしまして、これも厳重に監視しておるところでございます。しかし、これらの努力にかかわらず必ずしも十分な成果をあげていないことは、はなはだ遺憾でございまして、われわれはさらに努力を続けてまいりたいと思っております。